Outlookでメールを設定する方法(IMAP・SMTP)
imail のアドレスを IMAP で Outlook に追加する手順。正確なサーバー名とポート、正しいユーザー名、重複を避けるフォルダー割り当て、よくあるエラーの対処法。
Outlook は IMAP で imail に接続します。メールはサーバー上に置かれたままなので、デスクトップの Outlook でも、ブラウザのウェブメールでも、スマートフォンの imail アプリでも、同じフォルダーと同じ既読状態が見えます。Outlook の自動設定が知っているのは大手プロバイダーだけなので、imail のアドレスは手動で追加します。下記の値があれば2分ほどで終わります。
imail のサーバー設定
- 受信 — IMAP:
mail.imail.com.tr、ポート 993、暗号化 SSL/TLS - 送信 — SMTP:
mail.imail.com.tr、ポート 587、暗号化 STARTTLS - ユーザー名: メールアドレス全体(例:
name@imail.com.tr) - パスワード: imail のウェブメールにログインするときと同じパスワード
受信と送信は同じホスト名です。別途 smtp. で始まるアドレスを探す必要はありません。会社で独自ドメインを使って imail を運用している場合もサーバー名は変わらず mail.imail.com.tr のままで、違うのはユーザー名(you@yourcompany.co.jp)だけです。
アカウント追加の手順
- Outlook を開き、ファイル → アカウントの追加(macOS では ツール → アカウント)を選びます。
- imail のアドレスを入力し、詳細オプション → 自分で自分のアカウントを手動で設定を選びます。
- アカウントの種類は IMAP を選択します。
- 受信メール:サーバー
mail.imail.com.tr、ポート 993、暗号化 SSL/TLS。 - 送信メール:サーバー
mail.imail.com.tr、ポート 587、暗号化 STARTTLS。 - 送信サーバー(SMTP)は認証が必要にチェックを入れ、受信サーバーと同じ資格情報を使う設定にします。
- ユーザー名にはアドレス全体を、パスワードには imail のパスワードを入力します。
- 設定を完了し、自分宛てにテストメールを送って、Outlook とウェブメールの両方に届くことを確認します。
独自ドメインでの自動設定
独自ドメインで imail を使っている場合、任意の DNS レコードを2つ用意すると Outlook が設定値を自分で見つけられます。autoconfig と autodiscover を mail.imail.com.tr への CNAME にするだけです。これがあれば、社員はアドレスとパスワードを入力するだけで済みます。無くても問題はありません。上の手動手順とまったく同じ値を使います。
ここでひとつ注意点があります。独自ドメインでも、サーバー名には必ず mail.imail.com.tr と入力してください。当社の TLS 証明書はこのホスト名だけに発行されているため、mail.yourcompany.co.jp のような独自の名前を入れると、他の設定が正しくても証明書の警告が出ます。
Outlook のフォルダーをサーバーに合わせる
サーバー上のメールは INBOX、Drafts、Sent、Junk、Trash、Archive に置かれています。Outlook は「送信済みアイテム」「削除済みアイテム」といった独自の名前を好むため、そのままにするとサーバーのフォルダーと並んで重複が作られます。アカウントの詳細設定を開き、送信済み・下書き・削除済みを、同じ役割を持つサーバー側のフォルダーに割り当ててください。そうすれば Outlook から送ったメールもウェブメールの Sent フォルダーに表示されます。
一覧にフォルダーが見当たらないときは購読を有効にします。アカウント名を右クリック → IMAP フォルダー → クエリで一覧を取得し、表示したいものにチェックを入れてください。迷惑メールの判定は Outlook が受け取る前にサーバー側で行われ、検出されたものは直接 Junk に配信されます。Outlook 自身の迷惑メールフィルターはオフのままで構いません。
つまずきやすいエラー
「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」 10回中9回は、ユーザー名にドメイン部分が抜けています。name では足りず、サーバーは name@imail.com.tr を求めます。
受信はできるが送信できない。 SMTP 認証がオフになっています。「送信サーバーは認証が必要」を有効にし、受信と同じ資格情報を使わせてください。
接続に失敗する、応答が返らない。 ポートと暗号化方式の組み合わせを確認します。993 は SSL/TLS、587 は STARTTLS です。ポート 587 に SSL/TLS を指定するのが最も多い間違いです。
ネットワークでポート 587 が塞がれている。 社内ネットワークやホテルの回線では送信の 587 が遮断されていることがあります。当社のサーバーは 465(SSL/TLS)でも SMTP を受け付けますので、そちらをお使いください。
Outlook がアプリパスワードを求める。 imail にアプリパスワードはありません。2段階認証が守るのはウェブのログインで、IMAP と SMTP は通常のメールボックスのパスワードで動作します。
Outlook・ウェブメール・スマホアプリの併用
IMAP なので、どれも別々のコピーを持ちません。Outlook で読んだメールはスマートフォンでも既読になり、ウェブメールで振り分けたメールは Outlook でも同じフォルダーに入ります。違うのは通知の速さです。Android と iOS の imail アプリは、メールが届いた瞬間にプッシュ通知を受け取ります。一方 Outlook は自分の間隔でサーバーを確認するため、たいていはスマートフォンのほうが先に鳴ります。
よくある質問
Outlook 用に特別なパスワードが必要ですか。 いいえ。IMAP と SMTP には、いつもの imail のパスワードをそのまま使います。
会社の独自ドメインのアドレスも追加できますか。 できます。設定も同じで、サーバーは mail.imail.com.tr、ポートは 993 と 587、ユーザー名は独自ドメインのアドレス全体です。
IMAP と POP3 のどちらを選ぶべきですか。 特別な理由がなければ IMAP です。POP3 はメールをサーバーから取り出してしまい、ここまで説明した同期が成り立たなくなります。IMAPとPOP3の違いもご覧ください。
ウェブメールのフォルダーは Outlook にも出ますか。 出ます。どちらで作ったフォルダーも、購読すればもう一方に表示されます。
ほかの環境で imail を設定する
同じサーバー情報は、ウェブメールの設定 → メールソフトにいつでも表示されています。imail.com.tr/posta からログインしてください。スマートフォンについてはiPhone・Androidの設定ガイドで標準アプリとワンタップのiOSプロファイルを解説しています。imail のアプリ自体はアドレスとパスワードだけで使えます(アプリのページ)。独自ドメインでチーム用アドレスを作る方法は法人向けページをご覧ください。