大きなファイルをメールで送る方法(容量制限に引っかからないために)
添付の容量制限がある理由、25MBの上限で実際に送れる大きさ、そしてクラウドリンクや圧縮など現実的な選択肢を解説します。
どのプロバイダーも添付の容量を制限しています。おおむね20〜50MBです。この上限には理由があります。添付は転送のために符号化され、およそ3分の1ほど大きくなります。しかも、そのメールは自分側だけでなく受信者側のサーバーにも受け入れられる必要があります。効くのは小さいほうの上限です。昨日は送れたファイルが今日は戻ってくるのは、このためです。
制限が存在する理由
メールはもともとテキストのための仕組みです。Base64符号化はバイナリファイルを約33%大きくするため、20MBのファイルはおよそ27MBのメールとして届きます。サーバーは受信者ごとに複製を保存するので、20MBのファイルを10人に送れば200MBを占有します。制限は、配送の待ち行列とメールボックスを使える状態に保つためのものです。
現実的な選択肢
クラウドの共有リンク。 標準的な答えです。ファイルをアップロードし、リンクを送ります。メールは軽いままで、相手は都合のよいときにダウンロードでき、後からアクセスを取り消せます。機密性のあるものには有効期限を設定し、内容によってはパスワードも付けます。
圧縮。 文書、表計算、テキストには大きく効きます。写真、動画、すでに圧縮済みのPDFにはほとんど効きません。大きすぎると判断する前に、まず圧縮してみてください。
分割書庫。 厳しい上限を回避できますが不便です。受信者にはすべての分割ファイルと対応ソフトが必要になります。最後の手段と考えてください。
ファイル自体を小さくする。 プレゼン資料をPDFにする、画像を縮小する、動画を短くする。最速の解決策が「小さいファイル」であることは少なくありません。
ファイル転送サービス。 社外への単発の受け渡しには有効です。保管期間とプライバシー条項を事前に確認してください。
機密性のある資料の場合
機密性があるなら、添付よりリンクです。添付は受信者全員のメールボックスに複製され、その先の転送にも複製され、後から取り消せません。リンクなら期限を切り、パスワードを付け、案件終了時に無効化できます。内容が本当に機微なら、ファイル自体も保護してください。暗号化メールの送り方をご覧ください。
実務上のマナー
- リンクの中身と有効期限を本文に書きます。
- 配信リストに大きな添付を送らない。1つのファイルが何十もの複製になります。
- ファイル名は内容が分かるように。
最終_v3_FINAL.pdfは誰の役にも立ちません。 - 迷ったらリンクにします。相手側の上限に賭ける必要はありません。
よくある質問
一般的な上限はどれくらいですか。 多くは20〜50MBですが、受信者側のサーバーが自分より厳しい場合があります。
上限25MBなのに20MBのファイルが失敗したのはなぜですか。 符号化のためです。転送時に3分の1ほど増えると見込んでください。
クラウドのリンクは安全ですか。 設定次第です。有効期限を設定し、アクセスを制限し、リンクを公開しないでください。
動画をメールで送れますか。 おすすめしません。アップロードしてリンクを共有してください。動画はすぐに上限を超えます。
imail Drive で大きなファイルを送る
imail Drive はファイルをアップロードし、公開リンクまたはコード付きの限定リンクで共有できます。アップロードごとにマルウェア検査が行われます。詳しくは機能ページ、お試しは無料アカウントの作成から。